2016年11月1日火曜日

茅ヶ岳から富士山を見る

甲斐市の北部、北杜市との境に茅ヶ岳(かやがたけ)がある。
『日本百名山』作者深田久弥氏終焉の山。日本百名山ではない。

甲斐市最北の観音峠(林道観音峠大野山線)の路肩に車をとめる。
西方向に登山道を行き、1時間30分で尾根(実際には金ヶ岳の南にあるピーク)の分岐に出て、左(南)に下って登り返して40分ほどで茅ヶ岳山頂に着いた。1704m。山梨百名山。


ほとんどが南側の深田公園からの人達で大賑わいだ。ざっと数えて30人以上で、これからお昼にかけてもっと増えるのだろう。




丸い方位盤越しの富士山を撮ろうと思ったが、人が途絶えることはまったくなくあきらめた。

方位盤の立体地図の部分は、かなり傷んでいるのではないかと思っていたが、意外とまだしっかりしている。

富士山とここ(茅ヶ岳周辺)が潰れている。






10時50分。富士山方向は完全な逆光で黒い富士山になる。大気は白っぽく、山々も甲府盆地もかすんでいる。



混雑する山頂から分岐まで引き返し、そのまま北に進んで10分ほど(茅ヶ岳から45分)で金ヶ岳。1764m。


西への登山道を数メートル下ると茅ヶ岳越しに富士山がよく見える。


分岐に戻り、観音峠に戻ったが、分岐からは往復とも誰にも会わなかった。